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AD BUDGET REALITY CHECK

広告費の再検証:月10万円で1万人に届くか

2026年8月21日 / 社内検討用(山崎さん共有) / 作成:喜友名

結論

本日蟻川さんへ提出した「残り期間の制作計画と予算内訳」では、広告費を月10万円+運用手数料20%=6か月732,000円と記載しました。この金額は1万人達成プランの計画値(1本あたり追加視聴21,000回・登録転換率0.3%)がすべて成立した場合の数字です。

直近の実績と突き合わせると、必要な広告費は数百万円規模になります。提出済み資料の数字をどう扱うか、21時のMtgで方針を決めたいです。

1. 前提値の確認

会話に出ていた数字と、資料が実際に置いている前提が異なっていたので先に揃えます。

項目会話で出た数字資料の実際の前提
投稿の登録転換率5%0.3%(視聴→登録)
1本あたり視聴2万回21,000回(期末までの累計の追加視聴)
広告の登録転換率3%0.15〜0.35%(中位で10万円あたり30人)

0.3%という数字の出どころ

小堀住研の動画0.52〜0.54%、ホテルリゾート訴求0.42%、Marketik制作の小溝様邸0.37%・安河内様邸0.21%——これらの中間値として置いた計画値であり、当チャンネルの実績平均ではありません。

2. 実績から逆算すると、転換率はすでに計画値を下回っている

大盛さんの3〜7月チャンネル分析の数字が使えます。

実転換率 = 65人 ÷ 35,000回 ≒ 0.19%

計画値0.3%に対して実績は約0.19%。これだけで計画には約1.6倍の楽観が入っています。7/15版が「下限寄りの参照」とした安河内様邸0.21%とほぼ同じ水準です。

3. 「直近2,400回」の読み方

公平に見ておくと、計画の21,000回は投稿から2027年2月末までに積み上がる累計なので、投稿直後の2,400回と直接比べる数字ではありません。

ただし決定的なのはこちらです。

本編動画の視聴が月3〜4万回で「一定を維持」している

もし新規1本が21,000回を積むなら、月4本投稿で月8.4万回の増分が出るはずで、月間視聴はとっくに伸びているはずです。一定ということは、1本あたりの寄与は21,000回よりかなり小さいことを意味します。

本編のストックは長尺で25本前後。月3.5万回を割ると1本あたり月1,400回程度です。新しい動画ほど回るとしても、6か月で21,000回(=月3,500回を6か月維持)はかなり強気な想定になります。

4. 計画の構造に二重計上がある

山崎さんの確認事項リスト B-2 とも重なる論点です。

計画は「現状ペースの期末見込み7,300人」に「新規◯本の追加視聴」を丸ごと上乗せしています。しかし7,300人は月4本投稿を続けた場合の実績ペースなので、そこに40本ぶんの効果を全部足すと、ベースラインの投稿効果を二重に数えることになります。

純粋な上積みは「月4本 → 6本の増分2本 × 6か月 = 12本ぶん」だけです。

 計画の書き方二重計上を除いた場合
上積みの対象本数40本12本
上積み登録(21,000回・0.3%)2,520人756人
着地見込み9,820人8,056人
目標との不足180人1,944人
必要な広告出稿費600,000円6,480,000円

計画値をそのまま使っても、二重計上を外すだけで広告費は60万円 → 648万円になります。

5. 感応度:1本あたりの追加視聴を振ってみる

上乗せ本数40本・登録転換率0.3%で計算した場合。

1本あたり追加視聴上積み登録着地不足必要な広告出稿費
21,000回(計画値)2,520人9,820人180人600,000円
15,000回1,800人9,100人900人3,000,000円
10,000回1,200人8,500人1,500人5,000,000円
5,000回600人7,900人2,100人7,000,000円
2,400回(直近の実績値)288人7,588人2,412人8,040,000円

登録転換率を実績の0.19%に落とすと、どの行もさらに約4割減ります(例:21,000回の行でも上積みは1,596人・着地8,896人・不足1,104人・必要広告費368万円)。

6. 逆算:広告なしで届かせるには1本あたり何回必要か

現在6,650人(2026年8月8日時点)から10,000人まで、あと3,350人。

前提1本あたり必要な登録1本あたり必要な視聴
40本すべてが効く前提84人28,000回
増分12本だけが効く前提279人93,000回

直近の2,400回とは1〜2桁の開きがあります。本数を増やしても広告を積んでも、1本あたりの視聴が上がらないと目標には届かない構造です。「インパクトのある企画を早急に打つ必要がある」という判断は、この数字の裏付けがあります。

材料はある

7. 論点:提出済み資料の広告費をどうするか

蟻川さんへは月10万円で提出済みです。「この金額で1万人に届きます」と読まれた状態で、後から数百万円必要となると信用に関わります。

案内容評価
A 広告費を幅で出し直す(月10万〜45万円)。月次実績を見て調整する変動費として説明する 現実的。8/24の星沢さん向けでも同じ枠組みで話せる
B 金額を出さず「月次で調整する変動費・別途ご相談」に留める 内訳把握という依頼の趣旨からは弱い
C 月10万円のまま据え置き、前提条件(1本21,000回・転換率0.3%)を明記して「前提が崩れた場合は再算定」と注記する 誠実だが、前提が既に崩れていることを知って出す形になる

推奨:案A

あわせて資料の脚注(現在は「登録転換率0.3%・1本あたり追加視聴21,000回を前提とした試算値です」とのみ記載)を、実績との差が読み取れる形に書き換えたいです。

8. Mtgで決めたいこと