AD BUDGET REALITY CHECK
結論
本日蟻川さんへ提出した「残り期間の制作計画と予算内訳」では、広告費を月10万円+運用手数料20%=6か月732,000円と記載しました。この金額は1万人達成プランの計画値(1本あたり追加視聴21,000回・登録転換率0.3%)がすべて成立した場合の数字です。
直近の実績と突き合わせると、必要な広告費は数百万円規模になります。提出済み資料の数字をどう扱うか、21時のMtgで方針を決めたいです。
会話に出ていた数字と、資料が実際に置いている前提が異なっていたので先に揃えます。
| 項目 | 会話で出た数字 | 資料の実際の前提 |
|---|---|---|
| 投稿の登録転換率 | 5% | 0.3%(視聴→登録) |
| 1本あたり視聴 | 2万回 | 21,000回(期末までの累計の追加視聴) |
| 広告の登録転換率 | 3% | 0.15〜0.35%(中位で10万円あたり30人) |
0.3%という数字の出どころ
小堀住研の動画0.52〜0.54%、ホテルリゾート訴求0.42%、Marketik制作の小溝様邸0.37%・安河内様邸0.21%——これらの中間値として置いた計画値であり、当チャンネルの実績平均ではありません。
大盛さんの3〜7月チャンネル分析の数字が使えます。
実転換率 = 65人 ÷ 35,000回 ≒ 0.19%
計画値0.3%に対して実績は約0.19%。これだけで計画には約1.6倍の楽観が入っています。7/15版が「下限寄りの参照」とした安河内様邸0.21%とほぼ同じ水準です。
公平に見ておくと、計画の21,000回は投稿から2027年2月末までに積み上がる累計なので、投稿直後の2,400回と直接比べる数字ではありません。
ただし決定的なのはこちらです。
本編動画の視聴が月3〜4万回で「一定を維持」している
もし新規1本が21,000回を積むなら、月4本投稿で月8.4万回の増分が出るはずで、月間視聴はとっくに伸びているはずです。一定ということは、1本あたりの寄与は21,000回よりかなり小さいことを意味します。
本編のストックは長尺で25本前後。月3.5万回を割ると1本あたり月1,400回程度です。新しい動画ほど回るとしても、6か月で21,000回(=月3,500回を6か月維持)はかなり強気な想定になります。
山崎さんの確認事項リスト B-2 とも重なる論点です。
計画は「現状ペースの期末見込み7,300人」に「新規◯本の追加視聴」を丸ごと上乗せしています。しかし7,300人は月4本投稿を続けた場合の実績ペースなので、そこに40本ぶんの効果を全部足すと、ベースラインの投稿効果を二重に数えることになります。
純粋な上積みは「月4本 → 6本の増分2本 × 6か月 = 12本ぶん」だけです。
| 計画の書き方 | 二重計上を除いた場合 | |
|---|---|---|
| 上積みの対象本数 | 40本 | 12本 |
| 上積み登録(21,000回・0.3%) | 2,520人 | 756人 |
| 着地見込み | 9,820人 | 8,056人 |
| 目標との不足 | 180人 | 1,944人 |
| 必要な広告出稿費 | 600,000円 | 6,480,000円 |
計画値をそのまま使っても、二重計上を外すだけで広告費は60万円 → 648万円になります。
上乗せ本数40本・登録転換率0.3%で計算した場合。
| 1本あたり追加視聴 | 上積み登録 | 着地 | 不足 | 必要な広告出稿費 |
|---|---|---|---|---|
| 21,000回(計画値) | 2,520人 | 9,820人 | 180人 | 600,000円 |
| 15,000回 | 1,800人 | 9,100人 | 900人 | 3,000,000円 |
| 10,000回 | 1,200人 | 8,500人 | 1,500人 | 5,000,000円 |
| 5,000回 | 600人 | 7,900人 | 2,100人 | 7,000,000円 |
| 2,400回(直近の実績値) | 288人 | 7,588人 | 2,412人 | 8,040,000円 |
登録転換率を実績の0.19%に落とすと、どの行もさらに約4割減ります(例:21,000回の行でも上積みは1,596人・着地8,896人・不足1,104人・必要広告費368万円)。
現在6,650人(2026年8月8日時点)から10,000人まで、あと3,350人。
| 前提 | 1本あたり必要な登録 | 1本あたり必要な視聴 |
|---|---|---|
| 40本すべてが効く前提 | 84人 | 28,000回 |
| 増分12本だけが効く前提 | 279人 | 93,000回 |
直近の2,400回とは1〜2桁の開きがあります。本数を増やしても広告を積んでも、1本あたりの視聴が上がらないと目標には届かない構造です。「インパクトのある企画を早急に打つ必要がある」という判断は、この数字の裏付けがあります。
蟻川さんへは月10万円で提出済みです。「この金額で1万人に届きます」と読まれた状態で、後から数百万円必要となると信用に関わります。
| 案 | 内容 | 評価 |
|---|---|---|
| A | 広告費を幅で出し直す(月10万〜45万円)。月次実績を見て調整する変動費として説明する | 現実的。8/24の星沢さん向けでも同じ枠組みで話せる |
| B | 金額を出さず「月次で調整する変動費・別途ご相談」に留める | 内訳把握という依頼の趣旨からは弱い |
| C | 月10万円のまま据え置き、前提条件(1本21,000回・転換率0.3%)を明記して「前提が崩れた場合は再算定」と注記する | 誠実だが、前提が既に崩れていることを知って出す形になる |
推奨:案A
あわせて資料の脚注(現在は「登録転換率0.3%・1本あたり追加視聴21,000回を前提とした試算値です」とのみ記載)を、実績との差が読み取れる形に書き換えたいです。